ビジネスサポートのご案内
T-BIzコンサルティングは、長年にわたる総合商社ライフスタイル部門でのアパレル・雑貨の生産、輸入、物流改善、M&Aや中小小売・卸会社の経営等、多様な現場で多くの中小企業と取引させて頂きました。
その中では倒産した企業もいくつも見てきました。それら長い経験からすると、大手含めて経営には必ず問題があります。
厳しい環境の中で伸びる企業と伸びない企業、或いは消えて行く企業の差は、その問題を冷静にかつタイムリーにつかみ、課題として迅速・着実に・粘り強く対応し続けているか否かだと言って間違いはありません。
その鍵は経営者自身が「高い志」を持ち、「数字で理解」し、「社員と情報を共有化」し、「全員で実行」できるか否かです。
TーBIzコンサルティングは、そんな企業になって頂くためのサポートを行い、結果として社会にも貢献したいと考えています。
皆様のお役に立ち、WIN・WINで継続的な関係が築ければこれにこした喜びはありません。
ブランドメッセージ
悩みに寄りそう成長経営パートナー
理念
小さくとも、わずかでも、ベストを尽くして世に尽くします
ビジョン
中小企業を見える化、魅力化、マーケティングで自力成長できる経営体制の構築をサポートします
ドメイン(事業領域)
意欲ある2代目、3代目の中小企業経営者の経営ノウハウコンサルティング
行動規範
・利他の心:自分よりも他者の利益を優先して考える努力をします
・清い心 :冷静で澄んだ心で物事を見る努力をします
・正しい心:不正には手を貸しません
・勇気の心:間違いは指摘し、できないことはやりません
・共喜の心:共に考え、成長することを共に喜びます
サポート内容
1.(見える化+魅力化) x マーケティング で成長経営実現をサポート
2.社内インフラ改善サポート
3.社長よろず相談サポート
*各社の状況・予算に応じて柔軟に対応致します。
経営に必要な2つの視点
サポート内容のご説明の前に、経営にとって最も重要な2つの視点についてお話しましょう。
世の中にはしっかり黒字経営している企業も多くありますが、優秀な経営者は将来の中長期目標を定め、そこから時間を逆算して、いつまでに何を行うかという短期目標を設定し、常に進捗をチェックして必要な修正を行っています。これをバック・キャスティングと言います。
一方で、彼らは現状と過去の分析から将来を予測するフォア・キャスティングという視点も持っています。これは今の自分をきちんと見つめた上で、過信を持たずに将来を見ているということです。
全てが計画通りに行くことは絶対にありませんよね。
必ず現実とあるべき姿(計画)にはギャップ(問題)が出てきます。そしてギャップには必ず何らかの原因があり、その問題を解決する為の対策(課題)を決めて、対処する必要があります。
また一方で、高い目標を掲げていないと横ばいはできても成長することもできません。
従って、将来のビジョン・目標をしっかりと決めて、逆算した短期目標を設定し(バックキャスティング)、常に今の実力を見極めながら、課題を決めて着実に実行していかねば(フォアキャスティング)、ビジョン・目標に近づくことはできない、つまり成長はできないのです。
経営には両方の視点が必要なことがおわかりいただけたでしょうか?
経営の正しい流れ
企業活動は永続することが使命です。そのためには一定の法則があり、それを示したものが上の図です。
何よりもまずは何故その企業が存在するのか?何をやって、何を生みだすのか?という経営理念が求められます。例えばパナソニックの松下翁や京セラの稲森会長など、創業時から明確にそれを掲げて大企業に成長してきました。
そして対面する市場と自らを冷静に分析し、現在と将来を見据えた事業とそれを支える財務の戦略を立てる必要があります。時には大胆に、時には慎重に判断、行動してゆかねばなりません。
そのためには、短期だけでなく中長期的に夢とそれを実現する計画を持って、確実に毎年、毎月、毎日を過ごす必要があります。
そしてそのすべての戦略を立案する為には、市場分析から実行までの計画を立てる手法としてのマーケティングが欠かせないのです。
人材に限りがある中小企業では、その活動を進める為の社内のコミュニケーションが特に大切で、一体となって業務を推進出来る営業・システム・物流・人事組織が必要です。
とは言っても、そう簡単な話ではなく、どんな人でも計画通りに行くことはまずないですね。従って、計画は常に進み方を見ながら、修正し続けることが大切です。成長を手に入れられるか否かは、その繰り返しを実行できるかどうかにかかっているのです。
経営分析
◆各種サポートを行う場合、いずれの場合も皆様の現状を掴まねば何もできませんので、まずは経営分析をさせて頂きます。
◎定量的分析
各種経営数値を把握・分析して課題を抽出します
・過去5年の決算書などを基に収益性、安全性、資金効率などを分析
・販売先別、商品別、売上、総利益、経費などから事業内容を分析
◎定性的分析
ヒアリング・現地調査を通して各部署の強みや弱みを発見し、課題を抽出します。
・組織、人員体制、役割、生産背景、店舗状況、業務の流れ
・経理システム、その他システムの内容
・物流体制、受発注、在庫管理等と経理システム連動性
◎市場分析
・ヒアリングで強み弱み等を掴み、市場に関するデータ(公開資料)を基に、現在のポジションの確認と今後のおおまかな方向性を検討
◎逐次、経営者の方に質問・ご相談しながら、必ず中間報告を行い、最終的に各課題と今後の方向性(案)をまとめたレポートを作成して提出致します。
*定性的な部分は簡略化して簡易的に実施することも可能です。
マーケティングサポート
◆事業戦略、マーケティング戦略策定
経営分析で出てきた、大枠の方向性を更に詳細に検討し、具体的な事業戦略やマーケティング戦略を協働して創り、社内で共有化できるようになりましょう。
具体的には種々のマーケティングツールを使って、戦略の基本である商品・販路・価格・プロモーション戦略を具体的に立案できるようになるまでサポート致します。
魅力化サポート
◆企業・事業ブランディング
策定した戦略をもとにした
◎企業指針の構築・再構築
・経営理念 = 何の為に存在し、何の為に働いているのか?
・ビジョン = どこへ向かい、何を目標にするのか?
・事業領域(ドメイン) = どこで戦うのか?
・行動規範 = そのためにどんな行動をとるのか?
・ブランドメッセージ・ロゴ・ブランドストーリー = 市場にどうアピールするのか?
等を経営者の方針の元に幹部や若手幹部候補生らを含めたディスカッションを通して皆で創り上げます。
これにより、上からの押し付けではなく納得性の高い、自主性をもった組織を創り、一致団結して外に向かってに動き始めるエンジンが動き出します。
◆採用ブランディング
企業指針が確定した場合(或いは既に確定している場合を含む)には、その内容の発信力を高めることで属性の合った応募者の増加、採用の効率化・強化をする為の採用ブランディングをサポート致します。具体的には、採用専門ホームページの作成と運用方法の策定を行い、一定期間を経た確認と修正を実施します。
*企業ブランディング、採用ブランディングともに体質改善に近い業務ですので、半年ほどかけてじっくり進める必要がありますが、一度に変わる範囲は限定されますので、実行後半年単位程度で確認・修正を行う必要があります。
*理念など言語化、ロゴまどのビジュアル化、ホームページ構築は多くの実績を持つT-Bizパートナー企業を活用します。
◆商品ブランディング
マーケティングによる分析に基づき、付加価値を高めるための商品改善の方向性、ポジショニング、生産体制の見直しなどを協働して検討致します。また、最重要であるプロモーション戦略については、オウンドメディア(ホームページ、カタログ、ブランドブック等)の強化、アーンドメディア(SNS) 、ペイドメディア(広告・宣伝)の見直し・強化、タッチポイント(商品・サービスと顧客が接触する流通経路の中の各点)別プロモーションの改善、などを行います。
*必要に応じ外部パートナーを活用します。
*工学的・医学的など高度な専門知識が必要な分野については、知見がない為、商品自体の改善はできませんのでご了承下さい
見える化サポート
◆数字が見える化できる管理会計の導入(未導入の場合)と管理体制・基準値の設定
◎指数の設定
・売上、総利益率、営業利益/総利益率、在庫回転率等
・労働分配率、人件費率、総経費率等
◎指数の基準設定
・営業利益/総利益率 XX%、在庫回転率等 XXヵ月 等
◎チェック期間設定
・週次、月次、四半期、半期、年度
◎資金計画
・資金繰り表、キャッシュフロー計算書
*詳細は省きますが、各社の状況に応じて段階的に対応致します。
◆単年度計画立案・進捗管理
社長指示に基づき部長クラスが現場を指導して作成するイメージです。現場が個人別予算を立案・実行できるようになりましょう。
◎月次売上・総利益・在庫・人件費・一般経費・販促
◎客先別・商品別
◎実施と進捗管理の定着化
決めたチェック期間ごとに進捗を確認し、問題を洗い出し、課題化して次回まで再度確認をするというPDCAを回せるようにサポートします。
◆中長期計画立案・進捗管理の定着化
社長指示に基づき役員・部長クラスで立案するイメージです。各種マーケティングを活用しながら3年~5年の計画立案と運用ができるようになります。
◎今後の在り方(業態)の設計
OEM・ODM、 受注生産・見込み生産、直販化、ネット販売、海外進出 等
◎具体的ターゲットの設定
◎具体的数値計画立案
・年度別、販路別、客先別、商品別 等
・売上、総利益、人件費、一般経費、販促計画、営業利益 等
・投資計画、人員計画、組織 等
・物流・SCM化、営業支援システム(ERP、CRM、SFA等)・・外部活用
・助成金、保険・・・外部活用
◎計画の進捗確認、課題設定、対策立案、実施を行いPDCAが自力で回せるようサポート致します。
2.社内インフラ改善サポート
◆働き方改革
・世の中で盛んに言われているが、どうすれば良いかわからない。
・会議や書類を減らしたい
・社内の情報共有が進まず、報告を聞くだけでも時間がかかる
・タイムリーに指示が出せない
・システムが目的によってバラバラで、同じインプットを何度もやっている
◎現状確認を基に、まずは業務の流れを見直し、断捨離を実施する必要があります。
◎可能な限り情報を一元化できる安価な システムを導入し業務のダブリの解消、情報共有手段の簡素化等を検討します。
◎必要に応じて業務改革(ERP)、顧客管理(CRM)システムの導入の検討も行います。
◆IT系システム改善
・基幹システムを構築したいが低コストで開発したい
・手書き書類が多く、合理化したい
・営業系分析のツール(商品別・取引先別売上・利益など)がない
・ネット販売をやっているが、売上が上がらない
・越境販売していたたいが、やり方がわからない
◎業界により必要なシステム、ITベンダーを検討し、導入をサポート致します。
◆物流改善
・在庫がなかなか減らない。在庫が合わない。過剰在庫ロス、機会ロスが多い。
・発注、在庫管理システムを作りたいがやり方がわからない。
・物流経費が高い
・誤配・遅配が多い
・リードタイムを短縮したい
◎現状確認を行い、適切な物流設計と運用のできるT-Biz物流ベンダーパートナーの活用を検討致します。
◆M&A,提携、事業継承
・事業を拡大する為に、M&Aを行いたいがやり方がわからない
・後継者が不在の為、今のままでは廃業するしか方法がない
・後継者はいるが、なかなか育たない
◎現状を踏まえたうえで、必要なM&A戦略を立案をサポートし、実行段階においては外部フィナンシャルアドバイザーを紹介いたします。
◎後継者がいらっしゃる場合には、承継計画を作り、現社長を共同で経営を行いながら、必要な経営手法を学んで頂き、自立できるようサポート致します。
3.社長よろず相談サポート
小職にも経験がありますが、社長は孤独で相談相手も少なく、単独で決断しなければならない時が多々あります。
特にIoTの急激な発達により、従来とは全く異なる手法の導入も避けて通れない課題となっており、それに追いつく為には自社単独では時間がなく、提携やM&Aといった手法も必要な場面も出てきております。
創業オーナーの高齢化と後継者不足による事業承継も大きな社会的問題となっています。継承したが経営を刷新したい若き経営者の方もいらっしゃるでしょう。
小職にすべての知見があるわけではありませんが、今までの経験の中で培った人脈をご紹介できることもあると思います。また、苦い経験は多々?しておりますので、小職でできる範囲ということにはなりますが、何なりと気軽にご相談下さい。
悩みに寄りそう成長経営パートナー
T-Bizコンサルティング